カテゴリ: 種牡馬別傾向

「好材料」「悪材料」の元としている回収率データ。
常に変化するのが過去データ。なるべく新鮮な状態に保っておくために定期的に更新しています。

今日はベーカバド産駒を調査。
この調査をする以前の好材料/悪材料は下記の通り。
【好材料】距離延長 坂 間隔詰 芝替わり
【悪材料】広いコース 相手弱化 ダート替わり
また、特に回収率の高い「父高回収率条件」として「中山」「8枠」をピックアップしています。

今日の調査結果を受けて来週の予想から反映していきたいと思います。

全成績

ベーカバド産駒は先週までJRAで1255戦走り単回収率75%、複回収率80%と平均的な馬券期待値です。
001

前走距離差別成績
距離延長での単回収率54%、距離短縮での単回収率75%。
これまでベーカバドの距離延長は好材料としていましたが改めます。
距離短縮は平均的な成績です。前走と同距離で単回収率106%と距離慣れした方が好成績です。
002
【悪材料】距離延長

枠順別成績
3枠、8枠の単回収率が100%超え。
003
内枠(1枠+2枠)にまとめると単回収率57%と平均以下。
003内
外枠(7枠+8枠)をまとめると109%。7枠は平均以下ですが引き続き8枠は秀逸、父高回収率条件です。
003外
【好材料】外枠
【悪材料】内枠
父高回収率条件:8枠

コース特徴別
坂は81%と平均以上。広いコースは39%と悪し。札幌、函館の特殊馬場はサンプル数少ないものの平均以下です。
004
【好材料】坂
【悪材料】広いコース

馬場状態別成績
ダートの良馬場が単回収率133%と秀逸。芝は稍重が132%と少し湿った馬場で好成績を出しています。
005


出走頭数別成績

少頭数(11頭以下)は74%と平均点。多頭数は87%と好成績。頭数の多いレースを苦にしないタイプのようです。紛れが生まれたときに穴を開けやすいタイプかもしれません。
006
少頭数(~11頭)
006少
【好材料】多頭数

レース間隔別成績

間隔の詰まったレース、中1週で90%と高い回収率。
連闘の単回収率こそ30%と低いもののサンプル数少なく複回収率は高いので間隔の詰まったレースは得意といってよいでしょう。
休み明けもよく10週~25週ぶりのレースについては128%と高回収率です。
007

【好材料】間隔詰 休み明け
父高回収率条件:10~25週

明け○戦別成績

明け3戦目の単回収率230%と驚異の数字。大穴を開けたレースがいくつかあります。
008
父高回収率条件:明け3戦目

前走クラス別成績

サンプル数は少ないものの昇級戦は単回収率62%と平均点。降級戦は11%と成績が出ていません。
009
【悪材料】相手弱化

予想ファクタ別成績(2018/10/14~)
これについては私が集計を始めた2018/10/14からの成績です。
個々のサンプル数は少ないですが「前走上がり最速」「バウンド短縮」「メンバ内補正タイム1位」「父高回収率条件」の特記事項が付いたレースが高回収率。全体傾向と相反しません。
010

ダート替わり/芝替わり
前走芝のダート替わりは単回収率9%、前走ダートの芝替わりは111%と対照的。
ダート替わり
芝替わり
【好材料】芝替わり
【悪材料】ダート替わり

まとめ

来週からベーカバドの好材料/悪材料は下記でいきます。
【好材料】外枠 坂 多頭数 間隔詰 休み明け 芝替わり
【悪材料】距離延長 内枠 広いコース 相手弱化 ダート替わり
父高回収率条件:8枠 明け3戦目 10~25週




2018年デビューMy注目馬初出走ポルーニンにちなんでフレンチデピュティ産駒の傾向調査。

本年My注目馬 フレンチデピュティ産駒

馬名母名母父名兄弟(収得1位)
xアノミコノスWith Approval[2]オルノス
シノニムハルカナルタビジサクラユタカオー[2]タイセイスウィープ
ポルーニンモルトフェリーチェディープインパクト[2]ケイティクレバー
xステラプラドの16ステラプラドハーツクライ[1]ダンツクレイオー
ブルベアペスカアレグリアスフォーティナイナー[3]スフィンクス

フレンチデピュティ産駒代表産駒
・エイシンデピュティ牡(母父ウッドマン): 宝塚記念、エプソムカップ、京都金杯、金鯱賞
・メイショウベルーガ牝(母父サドラーズウェルズ): 日経新春杯、京都大賞典
・アドマイヤジュピタ牡(母父リアルシャダイ): 天皇賞春、阪神大賞典、アルゼンチン共和国杯
・サウンドトゥルー牡(母父フジキセキ): チャンピオンズカップ、東京大賞典、JBCクラシック
・サンアディユ牝(母父カーリアン): アイビスSD、セントウルステークス、京阪杯


フレンチデピュティ産駒の傾向

TargetFrontierJV使用 集計期間:2008年1月1日~2018年5月27日

2歳デビュー戦
ダートのデビュー戦は単勝回収率が高く、特に1番人気は勝率が50%を超える。
2歳デビュー戦_トータル

2歳デビュー戦_全コース_人気別

2歳デビュー戦_全

2歳デビュー戦_芝_人気別
2歳デビュー戦_芝

2歳デビュー戦_ダート_人気別
2歳デビュー戦_ダート

全競走
フレンチデピュティ産駒の2008年からの全競走成績。
全体的な回収率は平均水準だが特別戦の単回収率が高く100%。
全競走

馬齢別_全コース
2歳7月~9月の回収率が驚異的。勝率も高い。早期デビューは狙い目かも。
馬年齢別_全

馬齢別_芝
芝に限っても早期の単勝回収率がよい。3~4歳で回収率が落ち込むが5歳は驚異的な回収率。馬年齢別_芝

馬齢別_ダート
ダートは2歳7~9月が顕著に良い成績。その後は芝に比べて低調である。
馬年齢別_ダート


枠順別_全コース
8枠の単回収率、4枠の複回収率がよい。
枠別_全

枠順別_芝
芝に限ると外枠7~8枠の回収率が顕著によく単回収率は120%を超えている。勝率、連帯率は1枠が顕著にいいが回収率には大きく紐づかない。
枠順別_芝

枠順別_ダート
ダートは逆に中枠が良い。3枠~4枠の単回収率、4枠の複回収率が100%を超えている。
枠順別_ダート


距離別_全
短距離1200m未満の単複回収率がともに100%を大きく超えている。
1400m、1600mの単回収率が100%を超えている。1600m以下の短距離に良績が集中している。
距離別_全コース

距離別_芝
芝に限ると1000mの単複回収率が優秀だがサンプル数は少ない。
1600mの単勝回収率が125%と非常に高い。こちらはサンプル数も多い。
距離別_芝

距離別_ダート
ダートに限ると1200m未満と1400mの回収率がよい。2100、2400も回収率が高いがサンプル数が少ない。芝よりダートの方がさらに短距離に良績が集中している。
距離別_ダート

前走距離差_全コース
前走との距離差では顕著な得意・不得意は見られない。
ただ、サンプル数が少ないが500m以上の距離短縮は高い複勝回収率を示し、反対に500m以上の距離延長では勝率、連帯率、複勝率とも低い。極端な条件変更は短縮の方がよさそう。
距離差_全

前走距離差_芝
芝に限ると距離延長で高い単勝回収率を示している。
距離差_芝

前走距離差_ダート
ダートは顕著な差が見られない。
距離差_ダート

レース間隔_全コース
前走からのレース間隔では顕著な傾向はみられないが、多くの種牡馬と同じように「明け3戦目」に極端な高回収率ゾーンがある。
間隔_明け

レース間隔_芝
芝に限ると4週ぶりのレースが高回収率。さらに5~9週ぶりとやや間隔を開けると単回収率が125%の高水準。明け2戦目の複勝回収率が高く、明け3戦目の単勝回収率が高い。
間隔_明け_芝

レース間隔_ダート
ダートに限るととにかく「明け3戦目」「明け4戦目」が狙い目である。
間隔_明け_ダート

馬場状態
サンプル数が違うので一概には言えないが、芝は「重~不良」では狙ってはいけないレベルの低い回収率。芝は良馬場~稍重程度が無難と見える。ダートは逆に重馬場の方が良績。
馬場状態

競馬場_全コース
札幌、京都が高回収率。逆に中山、中京、福島小倉は低水準。
新潟、東京、阪神は普通。
競馬場別
左、右の得意、不得意はなし。中央、ローカルの差もさほどない。
関東馬の関西遠征より、関西馬の関東遠征の方が良績。(種牡馬に限らないかもね)
競馬場2_全

競馬場別_芝
芝に限ると新潟、中山の単勝回収率が高く、函館、福島は複勝回収率が高い。
競馬場_芝

競馬場2_芝

競馬場別_ダート
ダートに限ると京都、札幌の回収率が極端に良い。
競馬場_ダート
関西から関東への遠征馬の良績が目立つ。
競馬場2_ダート

馬体重別_全コース

馬体重別では500㎏~519㎏の馬の単勝回収率がよい。500㎏前後の馬に良績がある。
馬体重別_全

馬体重別_芝

芝に限ると480~499㎏の馬の回収率が高い。
馬体重_芝

馬体重別_ダート
ダートは500㎏を超える馬の良績が目立つ。
馬体重別_ダート

コース替わり

コース替わりは大変優秀
芝→ダート
芝→ダート

ダート→芝
ダート→芝

↑このページのトップヘ